AO入試対策

学力よりも人物を重視した入試形態

AO入試とは、学校側の求める学生像(アドミッション・ポリシー)に基づいて、書類審査や面接その他の手段を用いて受験生を選抜する試験のこと。学力テストの得点率よりも人間性重視で合否が決まります。各大学の建学の精神などを理解し、自分がアドミッション・ポリシーに合致していることをアピールする必要があります。


現状の実施校は2校

多くの私立大学がAO入試を取り入れていますが、私立医学部で現状実施しているのは金沢医科大学と獨協医科大学の2校です。

金沢医科大学のAO入試

年齢制限:25歳

資格:高校卒業(見込)

入試内容:書類審査、基礎学力テスト、面接(グループ、個人)

※各年度の要項は7月に発表

獨協医科大学のAO入試

年齢制限:26歳

資格:大学卒業(見込)または在籍者

入試内容:書類審査、適性検査、小論文試験(英文を使った課題)、ワークショップ試験、面接

※各年度の要項は7月に発表


人間性、学習意欲、使命感をブレずにアピールする

大学側の求める学生像をつかむには、パンフレットやHPでの情報だけでなく、オープンキャンパスや大学説明会に出向いて大学そのものを肌で感じることが重要になります。その上で、自分がどのような場でどんな医療で貢献したいのかを具体的に描き、意欲をアピールすることで合格に向け説得力を出すことができます。

書類審査では、志望理由書、自己推薦書、他者推薦書などの提出求められます。これら全体を通じてブレずに自己アピールを行うことが大切です。

またグループ面接やワークショップ試験では、他者とのコミュニケーション能力が問われる場合があるので、普段から機会を設けて場慣れしておくことも効果的です。


面接・各書類対策を完璧に仕上げるための具体的指南

面接も書類審査も「自分の人物像をアピールする場」ですが、面接官との対話のなかでのアピールと文章を使ったアピールとでは対策法が違ってきます。

当サイトでは、面接を含むAO入試について、医学部入試に自信を持って取り組める動画教材を提供しています。

また、「自分の考えを論理的に組み立て、相手にもっとも伝わるように述べる」という点で対策に共通性のある『小論文対策講座』も役立てて頂くことをおすすめします。

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