医学部の教育の特徴と入試過去問
6年一貫の完全統合カリキュラム「M・D・プログラム94」を通じ、医師としてのあらゆる分野で生涯研鑽をつむことができる基礎能力を得ることを在学中の目標とする。講義と実習では余裕のある時間割を組むことで学生自らの情報収集や技術の習得により課題解決にいたる「自学自習」を促し、知識・技術・態度・行動のバランスのとれた学習を学生に促す教育を実施する。
「きわめて誠実であること」「慈しむ愛」の理念を教育・研究・診療の基盤とし、精神的、社会的に自立し社会に貢献する女性医療人の育成を目指す。 どんなに医学、医療技術・機器が進歩し、高度化・細分化しても、医療は「ひと」に始まり「ひと」に終わることを説き、医療機関として時代が求める「ひと」を、そして次世代を育成できる「ひと」を育てることを明言している。
主に一般教養科目と医学の基礎を学ぶ1年次よりチュートリアル制をとり、学習項目を定めるところから数名単位にグループ分けされた学生相互の討議にまかせ、最後までグループで結論を出す実践的教育を行う。この過程ではグループに1名教員がつき、生じた問題点は講義や実習によって解決に導く。2年次以降は身体の機能別、臓器別、発達段階別に幅広く学び、5年次からは病院内で臨床実習を行う。