医学部の教育の特徴と入試過去問
統合カリキュラムを用い、少人数教育で指導を行う。教育計画部という専門部局が専門科目の講座間の調整を行い、逐一効率的な教育体制を整えるほか、現状分析やフィードバックなどを実践するきめ細やかさも特徴。1~3ヶ月間の派遣留学によりアメリカやイギリスでの臨床実習を受けるチャンスがあるほか、編入制度でも門戸を開いており、幅広い人材を募っている。
「科学とヒューマニズムの統合を図る」ことを建学の精神とし、最新の医科学知識と科学の発展に貢献できる能力をそなえつつ、いかなる場合にも人間に対する尊厳を忘れない「名医より良医」をよしとする“人間性重視”の医学教育につとめる。このため、学生の希望を尊重する選択可能なカリキュラムも設ける。またグローバルな視野を養成するため、海外留学制度の充実にも力を入れている。
1年次~3年次にかけては基礎医学と臨床医学を統合したカリキュラムを実施。1年次では英文の医学教科書で医学の全体像をつかみ、救急当直などの病院研修も開始する。2年次・3年次では、グループ討論などを通じて知識の応用や自習の方法を会得。5年次は1年間をすべてクリニカル・クラークシップにあてて実際的な知識や技術を身につけ、6年次には各自の希望に沿った学びを実践する。