特徴

教育棟、研究棟、医学図書館、大学病院、医療センターなどのほか、内診や心肺蘇生法などの基本的な臨床技能を実習できるトレーニング施設「スキル・ラボ」を学生に解放し、技能向上はもちろん学生の自主性の向上にも大きな効果があがっている。2003年度には「先端的な癌治療研究の拠点」が文部科学省の「21世紀COEプログラム」に採択された。定員約10名の地域枠推薦入試を行っている。

理念

地域医療のよき担い手となるヒューマニズムに富んだ医師の育成にあたるとともに、高水準の医療および最先端の研究を推進する人材の育成を教育目的に掲げる。医師としての生涯学習に必要な知識、技術、態度、習慣を養うとともに、チーム医療が基本となった現代において、多くの職種の者が力を合わせて医療に臨むにあたり必要なコミュニケーション能力の向上を重視する。

目標

一般科目、基礎医学系科目、社会医学系科目、臨床医学系科目が有機的かつスムーズに学習できるよう、1年次~４年次には一般教養や語学科目で選択制セミナーの設置、2年次においてはコア・カリキュラムを導入し、各学年でPBLチュートリアル教育を実施。臨床実習においてはクリニカル・クラークシップを取り入れ、6年次には医師国家試験にむけて少人数単位で学習室を設け支援を行っている。