医学部の教育の特徴と入試過去問
一般的な系統解剖に加え断面解剖学についての詳細な講義や実習を行うなど、解剖学に力を入れているのが特徴。CTやMRIなどの普及により現代ますます需要の増えている分野を重視したものである。また、全体的に実験、実習、演習が多く、自主学習形式授業も積極的に行っている。1年次から6年次まで板橋キャンパスで学び、キャンパス内に医学部付属病院がある。
医学および関連諸科学の進歩や社会情勢の変化に適応できる「良き臨床医」の育成を目的とする。国際性、倫理観、自立精神、コミュニケーション能力の養成にも重点をおき、基本的知識、態度、技能を身につけた「総合臨床医」にふさわしい人材を輩出するための効率的カリキュラムで教育に臨む。
短期集中で領域の繰り返し学習を積み重ねるとともに、特定テーマについて基礎臨床を含む複雑領域を横断した授業科目を設定。学年末には総合試験による到達度評価が行われる。5年次からの臨床実習をにらみ、実際の患者を対象に学生自身が調査報告を行い、教員との対話により問題解決について考察する演習を4年次に実施。最終学年ではクラークシップ制参加型臨床実習を行う。