医学部の教育の特徴と入試過去問
70年以上の歴史によって培われたメソッドで、国内外で良医として活躍する7000名以上の学部卒業生を輩出。教養教育と専門教育の垣根を取り払ったカリキュラムが特徴。1年次・2年次の早い時期に、広い視野から医学・医療の現場を体験する早期体験学習「Early Clinical Exposure」も実施。定員15名の岩手県内の高校出身者を対象とした地域枠特別推薦を設けている。
建学の精神は「不撓不屈」「誠の人間を育成する」。時代と地域のニーズに合った医師であると共に、大きなスケールで物事を考え時代にインパクトを与えることのできる医師の育成を目指す。この目的のため、入学時から医師になる自覚と目的を明確にするためのカリキュラムを編成する。教員のだれもが「誠の人間でなければ全人的医療は施せない」という信念のもと医療教育に取り組んでいる。
1年次には一般教育科目とともに医学総論、医学概論の臨床医学を学び、2年次から5年次までの間に専門教育として基礎医学、社会医学、臨床医学を学び、5年次ー6年次前半に臨床実習を実施。5年次の臨床実習は小グループで実際の医療現場を体験し、医師として必要な知識、技能を体得。6年次の高次臨床実習ではスチューデントドクターとして医療チームの一員となり実際に患者の医療に携わる。