医学部の教育の特徴と入試過去問
「モデル・コア・カリキュラム」を導入した6年一貫カリキュラムを実施。チュートリアル方式で自学自習を推進し、また早い時期から医療の現場と接する。基礎医学の実習にあたっては学生一人ひとりに実習機器が確保されている。また医学研究の専門化・分化に対応するため各教室で専門分野の研究を行うのと並行し、6つの総合研究室を設けて広い視野での研究も実施している。10名の地域枠をおいている。
医の頂点に立った高度な医療技術と問題解決能力を身につけ、患者との信頼関係を築ける豊かな人間性と倫理性をもった「人を治療する」良医の育成を目指す。人材育成に重点を置いた新しいシステムづくりの中で、病院実習のさらなる充実、国際社会への対応、地域に根ざした医療の強化に取り組む。積極的に学び、医療人、人間として自らを磨きたい学生への支援を惜しまない。
1年次より専門関連の教育科目を設け、3年次からは短期集中型・統合教育を行い、OSCEなどの全国共用試験に向けて臨床専門教育を徹底する。科目終了ごとに試験を行って理解を確かなものとし、5年次からは外来や病棟において、ベッドサイドラーニングをクリニカル・クラークシップ方式で実施する。6年次には、それまでの学びを総点検しながら医師としての基礎知識を吸収し、国家試験に備える。