特徴

北里研究所を母体とする大学。教養課程と専門課程の区別のない一貫教育を標榜し、教養からベッドサイド教育までを網羅したカリキュラムを組む。ユニークな「病院体験当直」や、キャンパス内にある北里大学病院・北里大学東病院で医療衛生学部、看護学部などの出身者と協力して行うチーム医療の実践などが特徴。2008年の法人統合により臨床教育の充実が図られている。

理念

破傷風の純粋培養、血清療法などで現代医学の発展に大きく寄与した北里柴三郎博士の精神を汲み、「生命科学のフロンティア」の探求に邁進。開学当初から、研究で得られた最先端知識や技術を専門家や教育者そして学生にも提供してきたこと、そして有能な医師を数多く輩出し社会貢献につくすことを誇りとしている。

目標

1年次の入学直後に、緊張感あふれる医療現場を体験して医師になるための心構えや目的意識を促す「病院体験当直」を実施。また、学生ごとにテーマを選び、研究の成果を論文にまとめる機会を設け、優れた研究を北里医学会で発表。このように医師・研究者として必要な技術や意欲、考え方を実践的に学ばせるほか、人体を臓器別に分けて学ぶ器官系別総合教育など、実践理論にかなった学習を行う。