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愛知医科大学物理2013年第1問

図のように、電車の中に、水平な床となす角がθ(0<θ<π2)のあらい斜面が固定されており、その上に質量mの小さな物体が置かれている。斜面と物体の間の静止摩擦係数、動摩擦係数をそれぞれμμとし、斜面に沿って下向きにx軸をとる。電車は水平で真っ直ぐな線路上を運動する。重力加速度の大きさをgとし、空気抵抗は無視できるものとして、電車の乗客の立場で次の問いに答えよ。

aitiika-2013-physics-1-1
  • 問1.電車が左向きに等速運動しているとき、物体は動き出さなかった。
    • (1) 物体が斜面から受ける垂直抗力の大きさを求めよ。
    • (2) 物体にはたらく摩擦力のx成分を求めよ。
    • (3) 物体が動き出さないためのμの最小値を求めよ。
  • 問2.電車が左向きに一定の大きさaの加速度で加速を始めると、物体は斜面に沿って滑り出した。
    • (1) 物体にはたらく慣性力のx成分を求めよ。
    • (2) 物体が斜面から受ける垂直抗力の大きさを求めよ。
    • (3) 物体が斜面から浮き上がらないためのaの最大値を求めよ。
    • (4) 物体が滑り出すためのaの下限値を求めよ。
  • 問3.問2において、物体が滑り出してから高さがhだけ減少したときの次の量を求めよ。ただし、そのとき物体は床まで到達していないものとする。
    • (1) 物体の重力による位置エネルギーの変化
    • (2) この間に摩擦力が物体に対し行った仕事
    • (3) この間に慣性力が物体に対し行った見かけの仕事
    • (4) 乗客から見た物体の運動エネルギー