藤田保健衛生大学物理2013年第4問
図1のような形状をした棒がある。この棒の両端は半径rの半球形で、その間の部分は断面が半径r、長さLの円柱形になっている。この棒は一様で重心Gは棒の中心にある。また、棒の質量をmとする。図1中の点O1と点O2は各々両端の半球の中心である。
いま、図2のように、断面の半径がRの円筒を水平な床の上に置き、棒をこの円筒に静かに入れたところ静止した。図中の点Pと点Qは棒と円筒内壁との接点である。また、円筒には底が無いので棒の下点は床と接している。図2でABは円筒の直径で、点Pは点Aの、点Qは点Bの真上にある。図3は円筒に入れた棒を真横から見た図である。床と円筒、床と棒、円筒と棒の各々の間に摩擦はなく、円筒の重心は円筒の中心軸上にあるものとする。
尚、0<R−r<L/2であり、重力加速度の大きさをgとして以下の問に答えよ。



- 問1 点Qで棒が円筒から受ける垂直抗力NQを求めよ。
- 問2 円筒と棒が静止したことから、円筒の質量Mは棒の質量mの何倍以上であると考えられるか、R、rを用いて表すこと。 解答欄には最後の結果だけでなく途中の考えも書くこと。
- 問3 半径の比がr/R=1/2、質量の比がM/m=1/4であるとき、静かに棒を入れても円筒は倒れる。いま、点O1に電荷−qの点電荷を、点O2に電荷+qの点電荷を固定したとしよう(q>0)。外部から水平方向に大きさEの一樣電場をかけて円筒および棒を静止させるためには、電場を図3の左右どちら向きにかければよいか。解答欄で正しい方を〇で囲め。また、その電場の大きさEをいくら以上にする必要があるか、M、g、q、R、Lを用いて答えよ。ただし、点電荷の質量は無視できるものとする。