兵庫医科大学物理2013年第4問
密閉された容器の中に、単原子分子の理想気体を閉じ込め、圧力p、体積Vについて、図のようにA→B→C→Aの順でゆるやかに状態変化させた。C→Aは温度300Kでの等温過程である。気体定数を8.3J/(mol・K)として、次の各問いに答えよ。解答は、導出過程も簡潔にまとめて記し、有効数字を2桁として単位を付して答えよ。解答は解答欄に記すこと。

- (1) 理想気体の物質量はいくらか。
- (2) 状態Bでの温度を求めよ。
- (3) A→Bの過程で気体がした仕事を求めよ。仕事の符号は、理想気体が外部に仕事をする場合を正とする。
- (4) A→Bの過程で気体が吸収した熱量を求めよ。熱量の符号は、熱を吸収する場合を正とする。
- (5) B→Cの過程で気体が吸収した熱量を求めよ。熱量の符号は、熱を吸収する場合を正とする。
- (6) 状態Cでの気体の内部エネルギーを求めよ。