自治医科大学生物2013年第5セット
- 21 正しいのはどれか。
- ア.陽生植物は、陰生植物より補償点が低く日なたでよく成長する。
- イ.ススキは、陰生植物である。
- ウ.補償点での光合成速度はゼロである。
- エ.光飽和点より強光下での陽葉の見かけの光合成速度は、陰葉と同じである。
- オ.光飽和点より強光下では光合成速度の限定要因は光ではない。
- 22 誤りはどれか。
- ア.孔辺細胞は、葉緑体を持つ。
- イ.孔辺細胞内の浸透圧が増加すると気孔は開く。
- ウ.孔辺細胞の細胞壁は、気孔側が厚い。
- エ.アブシシン酸の量が増えると気孔は開く。
- オ.気孔は、光が強く、高温多湿な環境下で開く。
- 23 正の屈性にあてはまる現象はどれか。
- a.チューリップの花は、温度が上がると開く。
- b.キュウリの巻きひげは、立てた棒に巻き付く。
- c.カタバミは、夜になると葉が閉じる。
- d.マカラスムギの根は、暗所に置かれると下へ伸びる。
- e.オジギソウの葉に触れると葉柄は下を向く。
- ア.a c
- イ.b d
- ウ.c e
- エ.a d
- オ.b e
- 24 限界暗期12時間の植物を、図2に示す明暗環境下に置き、花芽の形成を調べた。その結果として最も適切なものはどれか。
◯:花芽形成が起きた。ア イ ウ エ オ 環境1 ◯ × × ◯ ◯ 環境2 × ◯ ◯ × × 環境3 ◯ × ◯ × ◯ 環境4 × × ◯ × ◯
×:花芽形成が起きなかった。 - 25 以下の表3は、植物の生活に関わる植物ホルモンA、B、C、Dの役割を表している。植物ホルモンA、B、C、Dの組み合わせとして最も適したのはどれか。
表3促進 抑制 発芽 B C 茎の成長 AB D 結実・果実の成熟 ABD 落葉 CD A 休眠 C ア イ ウ エ オ A ジベレリン ジベレリン オーキシン オーキシン オーキシン B アブシシン酸 オーキシン ジベレリン ジベレリン アブシシン酸 C エチレン アブシシン酸 エチレン アブシシン酸 ジベレリン D オーキシン エチレン アブシシン酸 エチレン エチレン