自治医科大学生物2012年第2セット
- 表1はニワトリの細胞核1個に含まれるDNA量である。誤りはどれか。
- (ア) 赤血球
- (イ) 精 子
- (ウ) 腎 臓
- (エ) 心 臓
- (オ) すい臓
- 誤りはどれか。
- a. ヒトの持つ遺伝子の数は2万個から3万個程度である。
- b. ヒトどうしの個人差はゲノム全体の1%程度である。
- c. 核型とは種によって一定の染色体の数、形、大きさの特徴のことである。
- d. ゲノムには遺伝子以外のDNAも含まれている。
- e. キイロショウジョウバエの性染色体は1種類である。
- (ア) a c
- (イ) b d
- (ウ) c e
- (エ) a d
- (オ) b e
- エンドウの種子の色を黄色にする遺伝子A、緑色にする遺伝子aがあり、Aはaに対して優性とする。 全てへテロ接合体(Aa)からなる集団を作り、これを第1世代とし、3世代にわたって自家受精を繰り返した場合、第4世代ではホモ接合体の個体が占める割合は何パーセントになるか。
- (ア) 12.5%
- (イ) 25%
- (ウ) 50%
- (エ) 75%
- (オ) 87.5%
- キイロショウジョウバエの1本の染色体上に劣性の遺伝子a(黒体色)、b(紫色眼)、c(痕跡翅)がある。それぞれについての対立遺伝子A、B、Cは、体色、眼色、翅の形態をそれぞれ野生型にする遺伝子である。 いま、3つの劣性の遺伝子a、b、cについてホモ接合体の個体と、優性の遺伝子A、B、Cについてホモ接合体の個体を親として交雑実験を行い、F1を得た。このF1は、体色、眼色、翅の形態については野生型である。次に、検定交雑を行うために、F1の雌と3つの劣性遺伝子についてホモ接合体である雄を交雑した。その結果生まれた子の個体数を表現型ごとにまとめたものが下の表2である。遺伝子a、b、cの染色体地図として正しいのはどれか。
- 誤りはどれか。
- a. 1つの形質は1つの遺伝子によって決められている。
- b. 生物集団中で最も高い頻度で見つかる形質を決めている遺伝子を野生型という。
- c. 一遺伝子雑種の実験では遺伝子型の分離比は毎回理論値どおりになる。
- d. メソデルの分離の法則は減数分裂で説明できる。
- e. だ腺染色体は酢酸オルセインで染まる。
- (ア) a c
- (イ) b d
- (ウ) c e
- (エ) a d
- (オ) b e