順天堂大学生物2012年第2問
遺伝に関する以下の問い(問1~4)に答えよ。〔解答番号$\fbox{1}$~$\fbox{10}$〕
ある植物の花の色は独立に遺伝する2つの遺伝子によって決まる。どちらにも一対の対立遺伝子が知られており、赤い色素を作ることができる方が優性、作れない方が劣性である。花の色は優性の対立遺伝子をいくつ持つかによって段階的に変化し、濃い順に濃赤、赤、薄赤、桃色、白になる。いま、この植物の濃赤品種に白品種を交配し、雑種第一代を得た。
- 問1 雑種第一代の花の色として正しいものを、次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。$\fbox{1}$
- (1) 濃 赤
- (2) 赤
- (3) 薄 赤
- (4) 桃 色
- (5) 白
- 問2 下の表は、雑種第一代の自家受精で得られた雑種第二代の花の色の分離比を最も簡単な整数比であらわしたものである。表の(1)、(2)、(3)にあてはまる最も適当な数値を、下の(1)~(16)のうちからそれぞれ一つずつ選べ。ただし、該当する表現型が出ない場合には(0)を選ぶこと。$\fbox{2}$~$\fbox{4}$
〔分離比の数値〕- (0) 0
- (1) 1
- (2) 2
- (3) 3
- (4) 4
- (5) 5
- (6) 6
- (7) 7
- (8) 8
- (9) 9
- (10) 10
- (11) 11
- (12) 12
- (13) 13
- (14) 14
- (15) 15
- (16) 16
- 問3 雑種第二代の薄赤個体を全て集めて自家受精させた。下の表は得られた花の色の分離比を最も簡単な整数比であらわしたものである。表の(1)、(2)、(3)にあてはまる最も適当な数値を、下の(1)~(16)のうちからそれぞれ一つずつ選べ。ただし、該当する表現型が出ない場合には(0)を選ぶこと。$\fbox{5}$~$\fbox{7}$
〔分離比の数値〕- (0) 0
- (1) 1
- (2) 2
- (3) 3
- (4) 4
- (5) 5
- (6) 6
- (7) 7
- (8) 8
- (9) 9
- (10) 10
- (11) 11
- (12) 12
- (13) 13
- (14) 14
- (15) 15
- (16) 16
- 問4 雑種第二代の赤個体を全て集めて自家受精させ、その結果得られた赤個体を再び全て集めて任意交配を行った。下の表は、この任意交配から得られた花の色の分離比を最も簡単な整数比であらわしたものである。表の(l)、(2)、(3)にあてはまる最も適当な数値を、下の(1)~(16)のうちからそれぞれ一つずつ選べ。ただし、該当する表現型が出ない場合には(0)を選ぶこと。$\fbox{8}$~$\fbox{10}$
〔分離比の数値〕- (0) 0
- (1) 1
- (2) 2
- (3) 3
- (4) 4
- (5) 5
- (6) 6
- (7) 7
- (8) 8
- (9) 9
- (10) 10
- (11) 11
- (12) 12
- (13) 13
- (14) 14
- (15) 15
- (16) 16