北里大学数学2013年第1問
次の四角にあてはまる答を下の解答欄に記せ。ただし、(5)において、必要ならばlog102=0.3010を用いてよい。
- (1) OA:OB=1:3である三角形OABにおいて、辺ABの中点をM、線分OMを1:2に内分する点をNとし、∠AOBの大きさをθとする。
- (i) →OA=→a、→OB=→bとするとき、→aと→bを用いて→NAを表すと、→NA=ア→a−イ→bである。
- (ii) →ONと→NAが垂直であるとき、cosθの値はウである。
- (2) (x+2y+3z)6の展開式におけるx4y2の係数はエであり、x3y2zの係数はオである。
- (3) 点(x, y)が不等式x2+y2≦の表す領域を動くとする。このとき、3x+yは、x=\fbox{カ}、y=\fbox{キ}において最大値\fbox{ク}をとり、x=\fbox{ケ}、y=\fbox{コ}において最小値\fbox{サ}をとる。
- (4) \text{A}、\text{B}、\text{C}3つの袋があり、\text{A}には赤球2個と白球2個、\text{B}には白球1個と青球3個、さらに、\text{C}には赤球2個と白球1個と青球l個が入っている。いま、\text{A}から1個の球を取り出し、\text{B}から1個の球を取り出し、\text{C}から1個の球を取り出す。
- (i) 取り出した3個の球の色が1種類となる確率は\fbox{シ}である。
- (ii) 取り出した3個の球の色が2種類となる確率は\fbox{ス}である。
- (iii) 取り出した3個の球の色が3種類となる確率は\fbox{セ}である。
- (5) 条件a_1=5、a_{n+1}=2a_n-3によって定まる数列\{a_n\}の一般項はa_n=\fbox{ソ}で与えられる。この数列の初項から第n項までの和をS_nとおくとき、S_8の値は\fbox{タ}であり、不等式\dfrac{S_n}{3}\gt n+16666を満たす正の整数nのうちで最小のものは\fbox{チ}である。