久留米大学生物2013年第2問

次の問題文を読み、以下の問いに答えよ。

生物は外界の多様な環境の変化に対して、体液の浸透圧を一定に保つしくみをもっている。 淡水にすむゾウリムシは、単細胞動物であるため外界の浸透圧の影響をうけやすい。体内の浸通圧が外界よりも( 1 )。そのため、外部から水が体内に侵入する。しかし、侵入した水は( 2 )という器官により外部に排出され、浸透圧は一定に保たれている。

淡水生無脊椎動物も、体内に侵入した水を排水して体液の浸透圧を一定に保っている。 硬骨魚類において、淡水魚は、体液の:浸透圧が周りの淡水より( 3 )ため、常に体内へ( 4 )の侵入がある。そのために、腎臓によって体液より( 5 )濃度の尿として体外へ排出する。 体内の浸透圧を調整するために、えさや環境水からの( 6 )の吸収を行っている。 海水魚は、体液の浸透圧がまわりの海水より( 7 )ため、常に体内の水が奪われ、( 8 )が体内へ侵入する。そのために海水魚は絶えず海水を飲み込んで水を補うとともに、( 9 )を( 10 )や( 11 )から排出して浸通圧を調整している。

  • 問1 文中の( 1 )~( 11 )の中に適切な名称を記入せよ。
  • 問2 図1の中の1~4に当てはまるものをA群より記号で選べ。
  • A群
    • a.海水生硬骨魚類
    • b.淡水生無脊椎動物
    • c.海水生無脊椎動物
    • d.海水生軟骨魚類(サメ、エイ)
    kurume-2013-biology-2-1