杏林大学の傾向と対策
入試過去問の傾向と対策や最新の募集状況をお伝えします
全問マークシートの大問4題
読解1題、文法・語彙2題、会話文1題からなる大問4題。試験時間は60分、問題量に対して短め。
読解問題が近年難化、受験レベルを超える単語も
読解問題で扱われる英文は専門用語を多用した難物で設問や選択肢も難しい。医学・医療をテーマとした英文を数多く読み込み、また日本語でも医学・生物関連の最新の話題をチェックしておく努力が必要だ。文法・語彙問題は標準レベルで、空所補充や正誤問題が主。会話文問題対策としては、特に医療現場に関わる場面設定での会話文の数をこなしておくこと。
全問マークシートの大問4題
物理Ⅰ・Ⅱからの出題。試験時間は2科目で100分、問題量に対して短め。
難易度は近年上下ありだがほぼ標準範囲
範囲内からまんべんなく出題されるが、そのなかでは力学、電磁気、波動、熱量学の分野が頻出。数値計算と文字式計算が主で、解答の選択肢が多いため正確な答えを導くことが求められる。全体的に教科書の内容をしっかり理解していれば解ける問題が多いが、難しく見えるよう工夫された問題もあり、深い理解と応用的な思考も試される。問題量が多いため、素早く解けるよう多様な問題への慣れも必要。
全問マークシートの大問4題
化学Ⅰ・Ⅱからの出題。試験時間は2科目で100分。
標準〜やや難、理論中心に広範囲の出題
理論、無機、有機と各分野にわたって広く出題されるが、全体的に理論の確かな理解が求められる問題が多い。理論については教科書のみならず一段掘り下げた問題集もマスターできているとよい。有機では、教科書にない物質が出題されることもあるが、基本を押さえていれば解けるものがほとんどなので慌てないことが大切。問題による難易度の幅が広いので、時間配分に注意。