兵庫医科大学生物2013年第7問

次の文を読み、(1)から(8)の問いに答えよ。

ニューロンは、核をもった細胞体、ふつう1本の軸索、多数の( ア )とからできている。ニューロンに刺激が加えられると、(a)活動電位が発生し(b)軸索を伝わっていく。軸索の末端は、わずかなすきまをおいて他のニューロンの( ア )や細胞体、効果器の細胞などに接している。この部分を(c)( イ )といい隣の細胞へと情報が伝えられる。末梢神経系の軸索の多くは、扁平な( ウ )細胞でできた( エ )で包まれており、軸索と( エ )とをあわせて( オ )という。( オ )のうち、髄鞘をもつものを( カ )といい、もたないものを( キ )という。(d)活動電位が( オ )を伝わる速度は、( カ )の方が( キ )よりも大きい。この伝わる速度は、( オ )の( ク )や、温度にも影響される。

  • (1)( ア )から( ク )を適切な語句で埋めよ。
  • (2)下線部(a)は、神経細胞の何というか。
  • (3)下線部(a)に関連して、刺激の強さと活動電位の発生の関係をあらわす法則を何というか。
  • (4)ニューロンに閾値以上の強さで弱い刺激と強い刺激を与えたとき、発生する活動電位の大きさと頻度の関係について、弱い刺激の場合の模式図が解答欄の左側に示されている。強い刺激の場合にはどうなるか。解答欄の右側に模式図を描け。
  • (5)下線部(b)を何というか。
  • (6)下線部(c)を何というか。
  • (7)( イ )において、軸索末端から放出される化学物質の具体名を2つあげよ。
  • (8)下線部(d)のようになる理由を90字以内で説明せよ。