兵庫医科大学生物2012年第6問

次の文章を読み、(1)から(3)の問いに答えよ。

下図はある家族の家系図である。○は女性、□は男性、■はある筋疾患の男性発病者を表し、番号で個々人を区別している。14の叔母にあたる8には、この疾患のため10歳代で亡くなった2人の息子(17と21)がいる。14の息子の27は、17や21と同じ筋疾患である。家系図から、この疾患の原因となる遺伝子変異は、(ア)に存在すると考えられ、このような遺伝様式を(イ)という。

hyogoika-2012-biology-6-1
  • (1) (ア)と(イ)に適当な文字を入れよ。
  • (2) この家系で、この疾患の原因となる遺伝子変異をもつことが確実な人の番号をすべて挙げよ。ただし、図に示した個人に新たに生じた突然変異はないものとする。
  • (3) 18が、まったく血縁関係がなく、この筋疾患ではない男性と結婚した場合、生まれてくる男児がこの疾患の患者となる確率は(ウ)%であり、生まれてくる女児がこの疾患の患者となる確率は(エ)%である。19が、まったく血縁関係がなく、この筋疾患の遺伝子をもっていない女性と結婚した場合、生まれてくる男児がこの疾患の患者となる確率は(オ)%であり、生まれてくる女児がこの疾患の患者となる確率は(カ)%である。(ウ)~(カ)にあてはまる数字を入れよ。