関西医科大学生物2012年第2問

次の模式図は反射のしくみを簡単に表したものである。この模式図に関係した下の問1~5に答えなさい。
kansaiika-2012-biology-2-1
<語群>
  • 1. 運動神経
  • 2. 延 髄
  • 3. 感覚神経
  • 4. 間 脳
  • 5. 効果器
  • 6. 交感神経
  • 7. 骨格筋
  • 8. シナプス
  • 9. 受容器
  • 10. 小 脳
  • 11. 脊 髄
  • 12. 大 脳
  • 13. 中 脳
  • 14. 背 根
  • 15. 副交感神経
  • 16. 腹 根
  • 17. 平滑筋
  • 問1 模式図中の空らん$\fbox{a}$~$\fbox{g}$にもっとも適した語句を上の<語群>から1つずつ選び出し、番号(1~17)で答えなさい。
  • 問2 刺激が伝わってすばやく反応が起こるまでの、このような反射の過程(経路)を何と呼ぶか答えなさい。
  • 問 3 次の反射(1)~(6)の場合、反射中枢(c~e)のどこを伝わるか、もっとも適したものを1つずつ選んで記号(c~e)で答えなさい。
    • (1) ひざの関節のすぐ下を軽くたたくと思わず足がはねあがる。
    • (2) 熱いものにさわると瞬間的に手を引つこめる。
    • (3) 食物を口に入れるとだ液が分泌される。
    • (4) 明暗に応じてひとみの大きさが調節される。
    • (5) 思わずせきやくしゃみをする。
    • (6) 目の前にものが飛んでくると思わず目を閉じる。
  • 問4 上の問3で、(1)と(2)の反射はそれぞれ何と呼ばれているか答えなさい。
  • 問5 次の反射に関係した文章(a~g)の中で誤ったものをすべて選び出し、記号(a~g)で答えなさい。
    • a. 中枢神経系は基本的に反射には関係しない。
    • b. 末梢神経系は基本的に反射には関係しない。
    • c. 反射は基本的に大脳とは無関係に起こる。
    • d. 反射はシナプスを経由しないで起こる。
    • e. 反射は型にはまった一定の反応である。
    • f. 内臓の運動や涙・汗の分泌にも反射が関与している。
    • g. 本能的な行動にも多くの反射が関与している。