日本大学生物2013年第4問

浸透圧に関する間い(問1~6)に答えなさい。
  • 問1 グルコース、スクロース、リボーズの3種の糖15gを、それぞれ500mlの水に溶かした溶液をつくった。これらの溶液について浸透圧を比べると、正しいのはどれか。$\fbox{26}$
    • (1) スクロース溶液>グルコース溶液>リボーズ溶液
    • (2) スクロース溶液>リボーズ溶液>グルコース溶液
    • (3) グルコース溶液>スクロース溶液>リボーズ溶液
    • (4) グルコース溶液>リボーズ溶液>スクロース溶液
    • (5) リボーズ溶液>グルコース溶液>スクロース溶液
    • (6) リボーズ溶液>スクロース溶液>グルコース溶液
    • (7) スクロース溶液=グルコース溶液=リボーズ溶液
  • 問2 ある植物で限界原形質分離の状態にある細胞は、長さ100µm、直径60µmの円筒形だった。この細胞を0.70mol/lのスクロース溶液に入れてしばらく放置したところ、細胞は原形質分離を起こして直径60µmの完全な球形になった。この植物細胞と等張なスクロース溶液の濃度はどれか。$\fbox{27}$
    • (1) 0.14 mol/l
    • (2) 0.28 mol/l
    • (3) 0.35 mol/l
    • (4) 0.56 mol/l
    • (5)1.75 mol/l
  • 問3 細胞質や血漿にはタンパク質などの量の違いによる浸透圧の差が生じる。毛細血管では組織との圧力の差を利用して、血液と組織の間に物質のやり取りが行われる。
    ある動物で毛細血管に接した組織において、下に図示されるような圧力であった。
    nihon-2013-biology-4-1
  • 能動輸送を考えない条件で、測定結果をもとに、以下の圧力を見積もるとどのようになるか。
    • 組織から毛細血管へ老廃物が引き込まれる圧力:$\fbox{28}$mmHg
    • 栄養成分が毛細血管から組織へ供給される圧力:$\fbox{29}$mmHg
    <$\fbox{28}$、$\fbox{29}$の解答群>
    • (1) 0
    • (2) 5
    • (3) 10
    • (4) 15
    • (5) 20
    • (6) 25
    • (7) 30
    • (8) 35
    • (9) 40
    • (0) 45
  • 問4 問3の組織はどのような状態になっていると予想されるか。$\fbox{30}$
    • (1) 水の出入りがつりあっている状態
    • (2) 脱水状態
    • (3) 通常よりも多くの水分を含む状態(毒雄)
    • (4) 酸素欠乏状態
    • (5) 二酸化炭素過多状態
  • 問5 ヒトの体液浸透圧の調節機構について、体液中の塩類濃度が上昇して浸透圧が上昇した場合の調節経路を示す。この経路の$\fbox{31}$~$\fbox{34}$に当てはまるものはどれか。
    • $\fbox{31}$での浸透圧上昇の感知→$\fbox{32}$での$\fbox{33}$分泌促進→$\fbox{34}$での水の再吸収促進
    <$\fbox{31}$~$\fbox{34}$の解答群>
    • (1) オキシトシン
    • (2) 糖質コルチコイド
    • (3) 視床下部
    • (4) 集合管
    • (5) 腎小体
    • (6) 副腎髄質
    • (7) 副腎皮質
    • (8) 脳下垂体
    • (9) バソプレシン
  • 問6 淡水産のフナと海水産のタイを比較した場合、タイの飲水行動や腎臓の尿排出について当てはまるものを三つ選びなさい。ただし、解答の順序は問わない。
    • タイ:$\fbox{35}$、$\fbox{36}$、$\fbox{37}$
    • (1)低張の尿を排出する。
    • (2)高張の尿を排出する。
    • (3)等張の尿を排出する。
    • (4)尿を大量に排出する。
    • (5)尿を少量だけ排出する。
    • (6)尿量はフナとほとんど変わらない。
    • (7)大量に飲水する行動が見られる。
    • (8)飲水量はフナとほとんど変わらない。
    • (9)積極的に飲水する行動はほとんど見られない。