産業医科大学生物2012年第4問

次の文章を読み、設問に答えなさい。

ヒトの目は、光を受容する視覚器官であり、視力、〔 ア 〕、色覚、光覚などの機能がある。網膜には〔 イ 〕種類の視細胞が存在し、色の識別に働く視細胞は〔 ウ 〕細胞と呼ばれ〔 エ 〕に密集している。ヒトでは3種類の〔 ウ 〕細胞が存在し、それぞれ赤オプシン遺伝子、緑オプシン遺伝子、青オプシン遺伝子から作られた赤感受性視物質、緑感受性視物質、青感受性視物質のいずれかを持っている。視物質に光があたると視物質は分解されて電気信号が発生し、その電気信号は大脳皮質の視覚中枢に運ばれて色覚が生じる。赤オプシン遺伝子と緑オプシン遺伝子はどちらが異常になっても赤緑色覚異常になり、遺伝性の場合は伴性劣性遺伝の形式をとる

  1. 文章中の〔 ア 〕~〔 エ 〕に適切な語句を答えなさい。
  2. 図1は、ヒトの〔 ウ 〕細胞における光の波長と感度を表している。
    • (1) 赤感受性視物質が関与する光の感度はどれか、図のa~cの中から選びなさい。
    • (2) ある物体を見たら赤感受性視物質と緑感受性視物質が同時に分解された。大脳で生じた色を答えなさい。
  3. 下線部について、次の(1)~(3)の質問に答えなさい。
    • (1) 赤オプシン遺伝子および緑オプシン遺伝子が存在する染色体を答えなさい。
    • (2) 男性では約20人に1人が遺伝性の赤緑色覚異常になる。女性では約何人に1人が遺伝性の赤緑色覚異常になるか答えなさい。
    • (3) 父親が赤緑色覚異常で母親が保因者の場合、その子供の赤緑色覚は正常か異常か答えなさい。
  4. 図2は、ムクドリの〔 ウ 〕細胞における光の波長と感度を表している。ムクドリの視覚について特徴を述べ、その特徴が生じる仕組みを答えなさい。
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