産業医科大学の生物の過去問

過去問をチェックしよう

2012年 2013年

2012年

過去問の傾向

描図、論述、計算問題がそれぞれ複数題出題された。

過去問の対策

図説に載っているグラフや実験の図が頭に入っていること、原理を理解し簡潔に述べられること、計算問題に慣れておくこと。頭を柔軟にして各問題に対応しよう。

酵素の反応に関しての設問。活性化エネルギー、基質特異性、酵素の失活、阻害剤に関する知識が必要。難易度は普通。 第1問を解く

ヒトの血液系に関する設問。血液の緩衝作用、血中の糖濃度、二酸化炭素、静脈の血圧を保つ仕組みについての知識が必要。難易度は普通。 第2問を解く

顕微鏡による細胞観察実験を問う設問。細胞の染色、顕微鏡の取扱い、細胞の大きさの知識が必要。難易度は低い。 第3問を解く

ヒトの眼に関する構造を問う設問。オプシン遺伝子、赤緑色覚、それらの伴性遺伝に関する知識が必要。難易度は低い。 第4問を解く

2013年

過去問の傾向

過去問の対策

地球上の生命出現に関する問題。難易度は普通からやや高め。RNAワールドが構築されるまでの過程、地球上の生物の活動と地球環境の変化の過程についてその流れを抑えておくことが必要である。 第1問を解く

がんの治療をテーマとした問題。難易度はやや高め。基本的には設問の文章をよく読んで考えればある程度答えられる問題だが、問4の二つ目の理由をこたえる部分では、放射線治療について知識があれば答えやすい。対数グラフの見方にも慣れておいたほうが有利である。 第2問を解く

ウニの発生に関する問題。難易度は普通。卵割と通常の体細胞分裂との違い、ウニ胚の構造についての知識は正確に把握しておく必要がある。 第3問を解く

自律神経とホルモンによる恒常性維持に関する問題。難易度は普通。ホルモンの名称と神経伝達物質の組み合わせについての知識は押さえておくこと。最後の問題では、テトロドトキシンによって何が阻害されるのか冷静に考えること。 第4問を解く