産業医科大学数学2013年第1問
空欄にあてはまる適切な数、式、記号などを解答用紙の所定の欄に記入しなさい。
- (1) 100円、50円、10円の硬貨がそれぞれたくさんあるとする。ある品物を買うのに2300円かかるとき、このお金による支払い方の総数はアである。
- (2) 整式P(x)をx2−4x+3で割ったときの余りはx+1であり、x2−3x+2で割ったときの余りは3x−1である。P(x)をx3−6x2+11x−6で割ったときの余りはイである。
- (3) 数列の極限limn→∞2n∑k=1(k+n)22n∑k=1k2nの値はウである。
- (4) √x+√y=1で表される座標平面上の曲線をCとする。曲線C上のx座標がs(0<s<1)である点における接線をlとする。接線lと曲線Cおよびx軸、y軸とで囲まれた部分を、x軸のまわりに1回転してできる回転体の体積の最小値はエである。また、そのときのsの値はオである。
- (5) 原点をOとする座標平面上の2点A(1, 0)、B(0, 1)を結ぶ線分上に点Pがある。θ=∠AOPとし、線分OPの長さをrとするとき、rはθの関数としてr=f(θ)と表せる。このとき定積分∫π20f(θ)dθの値はカであり、∫π20f(θ)2cosθdθの値はキである。
- (6) Aが1枚のカードを、Bが4枚のカードを持っている。 表が出る確率と裏が出る確率がそれぞれ12の偏りのないコインを投げて、表が出ればAはBからカードを1枚もらう。裏が出ればAはBにカードを1枚わたす。ただし、手もとにカードがなければわたさなくてよい。この試行を4回くり返した後、Aの手もとに残るカードの枚数の期待値はクである。