東京慈恵会医科大学数学2013年第1問
次の四角にあてはまる適切な数値を解答欄に記入せよ。
- (1) 数直線上を動く点Pが原点の位置にある。2個のさいころを同時に投げる試行をTとし、試行Tの結果によって、Pは次の規則で動く。
(規則) 2個のさいころの出た目の積が偶数ならば+2だけ移動し、奇数ならば+1だけ移動する。
試行Tをn回繰り返し行ったときのPの座標をxnとすると、x1=2となる確率はアであり、x3=3かつx4=5となる確率はイである。また、Pが座標4以上の点に初めて到達するまで試行Tを繰り返し行うとき、試行回数の期待値はウである。 - (2) 平面上に3点O、A、Bがあり、|→OA|=|→OA+→OB|=|2→OA+→OB|=1をみたしている。このとき、→OB=エである。また、実数s、tが条件1≦s+3t≦3、s≧0、t≧0をみたしながら動くとき、→OP=s→OA+t→OBで定められた点Pの存在する範囲の面積はオである。