北里大学の生物の過去問

過去問をチェックしよう

2012年 2013年

2012年

過去問の傾向

例年通りの大問3題。分野はおおむね頻出範囲内からであったが、数年なかった代謝からの出題があった。

過去問の対策

必出の遺伝と神経系・筋肉はやはりよく練られた問題で、過去問の研究が有効。

1.グルコースの代謝によるATPと熱エネルギーの産生と、体温の恒常性維持に関する問題。空欄補充、選択肢問題が主。他に計算問題もあるが、計算は簡単である。2.前半は解糖系、クエン酸回路、電子伝達系の行われる場所や、各分子の正確な名称、必要量といった基礎的な知識が必要。計算問題は素直に計算すればよいだろう。後半は体温調節に関する各器官の情報伝達経路を頭に入れておく必要がある。風邪を引いた時に体温が上がり、回復すれば下がるという変化が正常なものであることを知っていれば最後の問題も悩まなくて済むだろう。3.全体として易。教科書をちゃんと勉強していれば全問正解も狙える。 第1問を解く

イモリの受精卵の発生過程についての設問。遺伝子の突然変異についてのも問われておりたんぱく質のアミノ酸配列の変化についての知識が必要。難易度は高い。 第2問を解く

キイロショウジョウバエのだ腺染色体についての設問。減数分裂、染色体の構造についての知識が必要。難易度は高い。 第3問を解く

2013年

過去問の傾向

過去問の対策

遺伝学の発展についての問題です。ファージの放射性元素による標識が問われるのは珍しい。難易度は普通である。 第1問を解く

植物の明反応と暗反応の問題である。これらの反応が葉緑体のどこでどのように起こるか理解しておけば解ける問題である。教科書レベルの問題であることを考えると,難易度は低いと思われる。 第2問を解く

神経と骨格筋の問題である。前者は教科書レベルの簡単な問題である。後者は実験の問題が含まれているので,これは難易度が高めと思われる。したがって,全体の難易度はふつうである。 第3問を解く