日本医科大学の物理の過去問

過去問をチェックしよう

2012年 2013年

2012年

過去問の傾向

例年通りの空所補充・記述式。この年は語句を答えさせる記述問題もあった。

過去問の対策

比較的標準的な問題が並ぶなか、2原子分子理想気体を扱った問題、レンズの応用問題で差がついた。一見難問と思われる問題を解きほぐして単純化できるかどうかがカギとなった。

遠心力と力のつり合い、静止摩擦力の問題。円運動や静止摩擦力などの力学の知識を用いる。ウ、エでは、静止摩擦力の向きに注意。オでは数学的な取り扱いが必要になる。 第1問を解く

抵抗の接続とジュール熱、コンデンサーの接続とエネルギー保存の問題。前半は抵抗の接続に関する典型的な問題だが、イでは、数学的な取り扱いが必要になる。後半はコンデンサーに関する基本問題。 第2問を解く

球形容器内の気体の分子運動と圧力、2原子分子理想気体の定圧変化の問題。(1)は理想気体の分子運動論をテーマとする標準的な問題。(2)は2原子分子理想気体のモル比熱に関する発展的内容を含んでいる。 第3問を解く

目のはたらきとレンズの性質の問題。レンズに関する知識を用いる。問題文の内容をきちんと理解しないと解答しにくい。 第4問を解く

2013年

過去問の傾向

過去問の対策

人工衛星に関する問題。前半は人工衛星の第1・第2宇宙速度、静止速度を導出するための基本知識があれば容易である。後半は運動量保存の法則を用いればそれほど難しくはない。 第1問を解く

電磁気に関する問題。(1)は平行板コンデンサー、(2)は磁場中の荷電粒子が描く円運動、(3)はコイルの磁束密度変化による誘導起電力についての知識を用いる。難易度は易しい部類である。 第2問を解く

ばねとシリンダーを用いた系における力学に関する問題。熱力学第1法則とばねの単振動に関する知識を用いれば、標準的な難易度である。 第3問を解く

光の解説に関する問題。前半は光の干渉実験(ヤングの実験)についての知識を用いれば良い。後半は光の回折格子おける回折条件および全反射に対する条件を理解していれば難易度はそれほど高くはない。 第4問を解く