福岡大学の生物の過去問

過去問をチェックしよう

2012年 2013年

2012年

過去問の傾向

大問5題で、分野は生殖と発生、タンパク質と生物体、動物の反応、生物の集団。計算問題が出された。

過去問の対策

毎年出題される神経系・筋肉の他は出題傾向がつかみにくく、深く考えさせる問題が多かった。

イモリの受精卵の発生過程に関する問題。胚と分化、初期原腸胚、予定運命図に関する知識が必要。難易度は低い。 第1問を解く

ヒトの血液の酸素解離曲線とその機能についての設問。ヘモグロビンの酸素輸送能力についての知識が必要。難易度は普通。 第2問を解く

免疫反応に関する設問。獲得免疫と自然免疫、抗原、好中球の働き、ヘルパーT細胞、HIVの知識が必要。難易度は低い。 第3問を解く

ヒトの耳管と音の認知に関する設問。受容器と中枢神経、内耳、うずまき管の構造に関する知識が必要。難易度は低い。 第4問を解く

生物が個体の間で信号として使う化学物質に関する設問。動物の生体ホルモン、走性についての知識が必要。難易度は普通。 第5問を解く

2013年

過去問の傾向

過去問の対策

クローン羊の作製に関する設問。難易度は低めで、一般的な生殖と発生およびクローンに関する知識があれば十分である。問3に関しては知らない内容かもしれないが、他の選択肢の物質に関して知識があれば消去法で解ける。 第1問を解く

遺伝子発現に関する問題。難易度は普通。問5と問6はやや難易度が高め。ショウジョウバエの胚の分化と双翅目昆虫のだ腺の実験に関する知識をしっかり押さえれば高得点を狙える。 第2問を解く

腎臓のはたらきに関する基礎的な問題。難易度は低く、ぜひ得点しておきたいところ。記述問題は基礎的な内容を問うものだが、少ない字数で的確に言い表す必要があるため、知識として持っておくだけでは不安が残る。記述問題の演習もしっかりやっておこう。 第3問を解く

ATP生産についての問題。多少つっこんだ内容も聞かれているが、医学部を受ける者ならこの辺は完璧にしておきたいところ。知らないことがあれば、すぐに教科書・参考書で確認しよう。 第4問を解く

活動電位の伝導と神経伝達についての問題。難易度はやや低め。活動電位の伝導のしかたとその仕組みを理解している必要がある。また、問2を解くには活動電位の測定の仕方に関する知識も必要。 第5問を解く