聖マリアンナ医科大学の化学の過去問

過去問をチェックしよう

2012年 2013年

2012年

過去問の傾向

2011年度と違い大問6題の出題。例年通り、問題の半分を有機分野が占めた。

過去問の対策

まずは有機分野を徹底的にマスターすることがこの大学対策の鉄板。論述問題の比率が高いので、短い試験時間内に解答しきるには論述慣れのための演習が必要。

化学の基礎知識が求められる問題です。化学の教科書をしっかりと読み、体系的に理解しておく必要があります。化学の用語の意味をそれぞれしっかりと理解しておくと良いでしょう。難易度は高いということではなく知識や理解度が試されます。しかし、科学用語の意味をしっかりと理解していなければ解くことはできません。ですから、日常的に化学に興味を持ち、わからないことは自分で調べるというような自発的な学習が必要になることでよう。 第1問を解く

第2問では物質の性質と、反応についての出題がなされています。物質同士の関係や化学反応についてしっかりと理解しておく必要があります。化学反応式の量は多く、暗記をする能力も求められます。ゆえに難易度は少々高いので、準備に時間をかけてから試験に臨みましょう。 第2問を解く

ガス漏れ警報器をどの位置に設置するかを問う問題です。位置を選ぶだけではなく、その根拠も示さなくてはなりません。物質に対する知識だけではなく、状況を読み取る能力が求められます。記述形式ですので、完璧な解答を作成するのは難しいでしょう。まずは自分の分かる部分から徐々に答えを目指して行くことにしましょう。 第3問を解く

ニトログリセリンについての理解を試される問題です。この問題を解答するにはニトログリセリンの反応についての知識や用いられ方についての知識が必要になります。幅広い知識を身に付けるというよりは、ここの物質について深く掘り下げておく必要があります。ニトログリセリンについての深い知識があれば難しい問題ではありません。しかし、狭い範囲の出題でありますから、できれば物質についての知識を網羅しておくと良いでしょう。 第4問を解く

フェーリング液の反応問題です。フェーリング液はどのような性質を持っているのか、そしてその反応についての知識が必要です。この問題ではグルコースとスクロースの違いはなんなのかを理解しておく必要があります。物質についての考察ができていれば難しい問題ではありません。知識と考える力が試される問題です。 第5問を解く

タンパク質に対する記述を読み、それに対して解答していく問題です。タンパク質についての深い知識が求められます。タンパク質はどのような性質を持っているかやそれに関連する事柄も覚えておかねければなりません。問題数も多く、難易度は高いと言えるでしょう。 第6問を解く

2013年

過去問の傾向

過去問の対策

化学の基礎知識が問われる問題。化学用語の意味もしっかりと理解して自分の言葉で説明できるようにしておく必要があります。計算問題もありますが、基礎がわかっていれば解ける問題です。難易度は普通。 第1問を解く

化学反応の反応式を答える問題。無機の気体が発生する反応を知っている必要がある。反応自体は難しいものではないので、答えられると思われる。難易度は普通。 第2問を解く

理論分野の問題。浸透、浸透圧について理解しておく必要がある。計算問題もあるのでケアレスミスには注意。難易度は普通。 第3問を解く

有機反応の問題。化学用語の説明問題が多いので、各用語を簡単に説明できるように練習する必要がある。サリチル酸の周辺反応をしっかり勉強しておくとよい。難易度はやや難。 第4問を解く

有機化学の高分子の問題。それぞれの高分子の知識が必要。計算問題もあるので落ち着いて解いていきたい。難易度は普通。 第5問を解く