昭和大学の生物の過去問

過去問をチェックしよう

2012年 2013年

2012年

過去問の傾向

2科目で140分、2011年度より10分の短縮。珍しいものとしては、論述問題に地球物理学寄りの設問が見られた。

過去問の対策

例年通り計算、選択、記述、論述、描図と多様な出題だったのでバランスのよい強化が功を奏した。

DNAを構成する分子と末端構造に関する空欄補充問題。ポリメラーゼ連鎖反応についての知識が必要。難易度はやや高い。 第1問を解く

酵母菌と乳酸菌に関する細胞内の構造を問う空欄補充問題。ミトコンドリアの遺伝に関する知識が必要。難易度は低い。 第2問を解く

ヒトの神経繊維に関する空欄補充問題。ニューロンの膜内電位についての知識が必要だが、生体膜のイオンチャンネルの知識があれば解くことができる。難易度は低い。 第3問を解く

原始地球の環境と当時の有機物合成に関する知識を問う空欄補充問題。化学進化、マリグラヌールについての知識が必要。難易度は高い。 第4問を解く

2013年

過去問の傾向

過去問の対策

DNAの構造と複製方法,それからPCR法についての問題です。PCR法についての知識(DNA増幅の原理,なぜ耐熱性ポリメラーゼを使うかなど)が必要です。大学レベルのものが含まれるので,難易度はやや高いと思われます。 第1問を解く

酵母菌と乳酸菌の問題です。主に,ミトコンドリア,解糖,発酵について問われています。特に(2)の問5と(3)の問7が難しいと思われます。それ以外の難易度はふつうだと思います。この問題を解くに必要な知識は,父系遺伝情報のたどり方とアルコール発酵はなぜ必要かということです。 第2問を解く

神経についての問題です。空欄補充と用語を答える問題です。運動神経,感覚神経,交感神経などの言葉,神経細胞の構造という知識が必要です。難易度は低いと思われます。 第3問を解く

生命の起源の問題です。ほぼ用語をこたえる問題です。RNAワールド,ミュラーの実験についての知識が必要です。生命がどのように誕生したのかよく理解しておくことが必要です。難易度は,やや高いと思われます。 第4問を解く