東海大学の化学の過去問

過去問をチェックしよう

2012年 2013年

2012年

過去問の傾向

例年より1題多い大問7題の出題。そのうち4題が純粋な理論問題。

過去問の対策

7題中6題が計算問題でかつ記述式だったため、細かく得点を重ねていく作業が重要であった。

無機物の金属イオンに関する空欄補充問題。沈殿物の組み合わせに関する知識が要求される。錯イオンの呈色も問われているのでそれらの知識も必要。難易度は低い。 第1問を解く

電離平衡に関する空欄補充問題。pHの計算もあるため水素イオン濃度に関する知識も要求される。二段階平衡なのでやや難しい印象があるが計算式自体を知っていればそれほど難しくはない。難易度はやや高い。 第2問を解く

硝酸銀水溶液の電気分解に関する問題。析出する銅の量を計算するために電気分解に関する知識が要求されるが公式どおりなので難易度は低い。 第3問を解く

燃焼サイクルと結合エネルギーに関する問題。燃焼エネルギーの公式を知っていれば数字を当てはめるだけなので難易度は低い。 第4問を解く

脂肪酸に関する設問。けん化に関する知識を問われており、酸化による二重結合の扱いにも触れられている。難易度は低い。 第5問を解く

脂肪酸(ミスチリン酸)に関する知識が問われている。分子数を計算する設問もあるがアボガドロ定数から逆算すればよい。計算式を立てることが題意である。難易度は低い。 第6問を解く

炭化水素の燃焼に関する問題。酸化による二重結合の有無を問われているので有機物の酸化に関する知識も要求される。難易度は普通。 第7問を解く

2013年

過去問の傾向

過去問の対策

無機物のイオンに関する特徴の問題。各イオンに関する基礎知識が要求される。化学反応による組成式・イオン式も問われているので、各イオンの反応に関する知識も必要。難易度は低い。 第1問を解く

化合物(気体)の基本的特徴に関する問題。化合物同士の相対的性を問われているため、各化合物の基礎知識が要求される。化合物の構造異性体も問われているのでそれらの知識も必要。難易度は低い。 第2問を解く

無機化合物の反応実験に関する問題。実験の最終目的と、各過程の持つ意味および反応結果についての理解が必要。過程の一部について実験方法の名前を問われているので、その知識も要する。難易度は中。 第3問を解く

有機化合物に関する5択問題。各有機物の構造および有機化合物の構造を理解することが必要。難易度は低い。 第4問を解く

食品成分表を利用した有機化合物に関する6択問題。問題全体から各化合物を特定する知識が必要。各化合物を使用した反応実験結果に関する問もあるため、それらの知識も必要。難易度は高い。 第5問を解く

有機化合物の合成実験に関する穴埋選択問題、筆記問題および選択問題。最終的に合成された化合物を生成するための方法に関する知識が必要。有機物の特徴を問う問題もあるため、それらの知識も必要。難易度は中。 第6問を解く