獨協医科大学の生物の過去問

過去問をチェックしよう

2012年 2013年

2012年

過去問の傾向

例年の頻出分野で構成された問題。ただし例年より範囲が狭く、遺伝・変異、代謝、反応と調節からの出題のみだった。

過去問の対策

毎年出題されている同化・異化はもちろん、核酸とタンパク質合成、遺伝とハーディ・ワインベルグの法則など「出るとわかっているもの」をいかに完璧にしておくかが重要。

遺伝子の構造と発現を問う空欄補充問題。塩基配列と合成開始部位、転写、翻訳等幅広い知識が必要。DNAの吸光度を問う問題もありやや難しい。難易度は高い。 第1問を解く

ヒトの生体ホルモンとホメオスタシスについての空欄補充問題。ホルモンを作る臓器、標的細胞、血中ホルモン濃度に関する幅広い知識が必要。難易度はやや高い。 第2問を解く

優勢遺伝とメンデルの法則に関する空欄補充問題。一部遺伝法則を計算する問題があるが計算自体はやさしい。公式を覚えている必要がある。難易度は低い。 第3問を解く

植物の窒素代謝に関する空欄補充問題。酵素の反応速度と基質濃度に関する知識と有機酸の代謝回路の知識が必要。タンパク質中の窒素含量を求める問題があり、原子量に関する式を立てればよい。難易度は低い。 第4問を解く

生物の受容器(感覚器)と中枢神経に関する設問。反射中枢に関する知識と基本的な生体の生命維持に関する知識が問われている。難易度はやや高い。 第5問を解く

2013年

過去問の傾向

過去問の対策

前半は植物の呼吸商に関する計算問題が中心。細胞呼吸の実験に貢献した人物の名前を問う問題もあるため、人物名も押さえておく必要がある。後半では、酵母の呼吸商から嫌気呼吸と好気呼吸の比を問う問題がやや複雑。全体的な難易度は普通。 第1問を解く

遺伝子組み換えに関する空欄補充問題。ヒトのタンパク質を大腸菌で生産する場合の、塩基配列や大腸菌、cDNA、PCR法に関して基礎的な知識を問う問題。難易度は中程度。塩基配列と合成開始部位、転写、翻訳等幅広い知識が必要。DNAの吸光度を問う問題もありやや難しい。難易度は高い。 第2問を解く

神経細胞に関する空欄補充問題。神経細胞が刺激を受けた時のイオンや電位に関する知識が必要。計算問題やグラフ問題もあり、難易度は高め。 第3問を解く

発生学における胚の成長過程と分化の問題。一問一答の選択肢問題。卵割から胚の成長過程、および、外的要因が各時期どの様に影響するか各胚葉がどの組織に分化するかも正確に理解していないと解けない問題となっている。難易度はやや難しい 第4問を解く

遺伝の法則についての問題。一問一答式の選択肢方式。3つの遺伝子を含む検定交雑と染色体地図を作成する事が主となっている。問題自体はよくあるパターンなので、遺伝の法則に計算の仕方がわかっていれば比較的容易に解ける。難易度は普通。 第5問を解く