順天堂大学の過去問対策

全教科の過去問題一覧

2012年 2013年

2012年

英語

過去問の傾向

70分から80分に試験時間が拡大。自由英作文(語数制限なし)の解答欄が25行から22行に縮まった。

過去問の対策

空所補充のみで設問が構成される読解問題が出題された。対応するには文法力、単語力を強化しておくことが必要。

本文に合致する選択肢を選ぶ形式の長文読解問題。よくある問題形式なので、内容をしっかり理解できれば難しくない。 第1問を解く

インタビュアーと博士の対話を読む形式の長文読解問題。本文と合致する内容の選択肢を選ぶもので、難易度は高くない。 第2問を解く

典型的な長文読解問題。単語数は多くなく、問題もそこまで多くないので、てきぱき解きたい。 第3問を解く

長文を読んで空欄を補充するのに正しい選択肢を選ぶ問題。典型的な文法問題が多いが、内容から判断する問題には注意が必要。 第4問を解く

自由英作文問題。 第5問を解く

数学

過去問の傾向

ほぼ例年通りの出題内容だが、4年ぶりに二次関数が出題。

過去問の対策

例年通りの出題様式。過去問で慣れているかどうかで得点差が出る。

小問集合。確率、絶対値のついた関数、放物線の方程式、行列の計算、定積分の問題。どれも標準的な問題である。 第1問を解く

平面ベクトル、空間ベクトル、空間における2直線の距離を求める問題。ベクトルの知識を用いる基本問題。 第2問を解く

共役複素数、因数定理の問題。(2)と(3)が証明問題になっている。 第3問を解く

物理

過去問の傾向

やや難化。時事的な「はやぶさ」を題材としたユニークな出題があった。

過去問の対策

問題量は変わらないので、ユニークに思える問題、長文問題も落ち着いて本質を見極めて解くべし。

小問集合。動滑車につながれたゴンドラ、平面上の運動量保存、シャボン膜の干渉、電解・磁界中のイオンの運動、熱容量と熱量の保存の問題。どれも標準的な問題である。 第1問を解く

ソレノイドコイルの磁束密度、自己誘導・相互誘導の問題。磁場や電磁誘導に関する知識や理解が求められる。 第2問を解く

断熱変化と単振動の問題。熱力学の知識を用いた標準的な問題である。最後の問題だけ単振動の知識を用いる。 第3問を解く

力学を用いる標準的な問題。小惑星探査機「はやぶさ」の運動を題材にしている。難易度はそれほど高くない。 第4問を解く

化学

過去問の傾向

大問内のグループ数が増え、煩雑な計算問題の数が多くなった。

過去問の対策

もとより試験時間に対して問題数が多いところへの計算問題増加。焦らずかつスピーディに解けるよう演習を積もう。

いろいろな分野の小問集合。教科書レベルの難易度。 第1問を解く

金属の溶解・沈殿に関する問題。一部の問題は難しいが、全体的には基本的な問題。 第2問を解く

気体とその平衡状態に関する問題。標準的な難易度の問題であるが、暗記だけでは解けない問題もある。 第3問を解く

成分分析や各々の条件から有機化合物の構造決定をする問題。典型的な問題なので、確実に得点したい。 第4問を解く

リチウム電池と他の電池の知識を絡めた問題。特殊な問題はなく、落ち着いて解きたい。 第5問を解く

生物

過去問の傾向

多くは標準的な難易度だったが、ステロイド型ホルモンに関して難問が出た。

過去問の対策

イモリの受精卵の発生過程に関する空欄補充問題。予定運命図、初期原腸胚、神経胚の知識が必要。難易度は低い。 第1問を解く

植物の遺伝子の構造と発現に関する空欄補充問題。メンデルの法則についての知識が必要。公式どおりなので難易度は低い。 第2問を解く

抗体を構成するたんぱく質の構造と遺伝子断片についての空欄補充問題。免疫細胞についての知識が必要。難易度は低い。 第3問を解く

ユスリカの唾液腺染色体に関する空欄補充問題。昆虫の蛹化ホルモンと鳥類の受精卵分化時のホルモンについての知識が必要。難易度はやや難しい。 第4問を解く

2013年

英語

過去問の傾向

過去問の対策

長文読解問題。本文の内容に合致する選択肢を選ぶ設問。語数はやや多めだが難しい内容ではないため、難易度は普通。 第1問を解く

標準的な長文読解問題。内容はやや専門的だが、選択問題のため難易度は高くない。 第2問を解く

標準的な長文読解問題。語数は少なめ、難易度は普通。 第3問を解く

やや語数が多い長文読解問題。本文に合致する選択肢を選ぶ選択形式問題。難易度は普通。 第4問を解く

日本の少子化についての自由英作文問題。 第5問を解く

数学

過去問の傾向

過去問の対策

小問集合。無限等比級数、連分数の値の計算、対数方程式の計算、行列と一次変換、空間ベクトルの内積などの知識が問われる。いずれも標準的な問題で、難易度は高くはない。 第1問を解く

特殊な形状をした立体の体積を求める問題。立体の展開図が描かれているが、断面積を求めるうえで空間把握能力が必要となる。立体のイメージと増加率を導き出す計算式が正確に出せれば残りは難しくない。 第2問を解く

2直線が互いに直交する条件に関する問題。(1),(2)は傾きから直交条件を導けばよいが、(3)は条件によるふるい分けが多く難易度は若干高めであるといえる。 第3問を解く

物理

過去問の傾向

過去問の対策

小問集合。静止摩擦を考慮した力学、光の回折による干渉縞、気体分子の衝突による圧力、コンデンサー回路、電荷の流れとしての電流に関する問題。各分野における基本原理を理解していれば難易度はそれほど高くない。 第1問を解く

磁場に入射した荷電粒子の螺旋運動に関する問題。磁場中の荷電粒子が描く円運動の運動方程式・ローレンツ力に関する知識があれば、難易度はそれほど高くはない。 第2問を解く

熱力学に関する問題。単原子分子理想気体に対する状態変化についての知識があれば基本的な問題であり、難易度は易しい部類である。 第3問を解く

ばねで吊るされた滑車の両端におもりを取り付けた際の運動に関する問題。前半は滑車に吊るされた2物体の運動方程式についての標準的な知識、後半はばねによる単振動の知識との応用が必要で難易度は比較的高い。 第4問を解く

化学

過去問の傾向

過去問の対策

炭素原子の属性に関する空欄補充選択、炭素原子および炭素原子からなる分子の属性、構造の知識が必要。炭素原子からなる分子の化学反応についての問もあるため、その知識も必要。難易度は低い。 第1問を解く

石炭の組成および石炭燃焼時に生成される物質についての選択問題。それらの知識と、更に燃焼時に生成される物質を用いた化学反応の問もあるため、それらの知識が必要。難易度は低い。 第2問を解く

油脂を用いた実験に関する選択問題。有機化合物の反応を理解し、化学反応式で表す知識が必要。異性体についての問もあるため、その知識も必要。難易度は中。 第3問を解く

電気分解実験の装置の概要、発生気体のPh・モル数・ファラデー定数およびアボガドロ定数に関する問題。電気分解装置の仕組みと、Ph・モル数・各定数を求める知識が必要。難易度は中。 第4問を解く

生物

過去問の傾向

過去問の対策

ヒトの卵形成と体液を調節する器官(腎臓など)、生産者と消費者についての問題です。形式は選択式です。どれも基礎的なことを問う問題ばかりで、難易度は低いと思われる。 第1問を解く

ある代謝経路の酵素にかんする実験の問題です。短い時間で実験内容を理解して問題を解くことを考えると、難易度は高いと思われる。 第2問を解く