昭和大学の過去問対策

全教科の過去問題一覧

2012年 2013年

2012年

英語

過去問の傾向

数学と合わせて140分、2011年度より10分の短縮。大問数は5と変わらずだが、読解問題は1題のみ。

過去問の対策

多彩な問題に対応するバランス力が重要。読解問題が少ない分、10分の短縮はそこまで気にならない。

下線部の発音が他と異なるものを選ぶ問題。てきぱき解きたい。 第1問を解く

典型的な空欄補充形式の文法問題。ややこしい物もあるが、わかるところは確実に得点した、い。 第2問を解く

和文を基に英文の空欄を自分で補充する問題。選択肢形式ではなく各自で記述するので、語彙力も重要になる。 第3問を解く

文意に沿うように空欄に当てはまる文を選ぶ問題。難易度も高くはない。 第4問を解く

やや長めの長文読解問題。和訳や空欄補充、内容に合致する選択肢を選ぶ問題がある。 第5問を解く

数学

過去問の傾向

英語と合わせて140分、2011年度より10分の短縮。問題数は大問4と変わらない。

過去問の対策

時間短縮に加えて問題のジャンルが例年に比べて多く、時間に余裕がなかったためスピードが要求された。

小問集合。三角不等式、等差数列、確率の問題。どれも標準的な問題で、難易度はそれほど高くない。 第1問を解く

平面図形へのベクトルの応用の問題。ベクトルの標準的な問題である。最後の問題は場合分けが重要。 第2問を解く

小問集合。2次方程式、対数不等式、楕円の方程式、行列のn乗の問題。(3)が楕円の知識を用いるので、現役生には難しいが、全体的に難易度は高くない。 第3問を解く

小問集合。2つの放物線で囲まれる部分の面積、関数の極限、定積分で表された関数の問題。標準的な問題で、難易度は高くない。 第4問を解く

物理

過去問の傾向

2科目で140分、2011年度より10分の短縮。例年出題されていた状況設定問題がなく、ほぼ基本問題で構成。

過去問の対策

煩雑な計算や、ひねりをきかせた考えを要求される問題あり。様々な問題を解いて頭を柔軟にしておくこと。

斜方投射と2物体の運動の問題。前半は斜方投射の問題、後半は動摩擦力による2物体の加減速を扱う問題である。様々な力学の知識が求められる。 第1問を解く

水圧とパスカルの原理の問題。圧力に関する知識が問われる。 第2問を解く

コンデンサーの合成容量と電圧配分の問題である。コンデンサーに関する知識を用いる標準的な問題。 第3問を解く

ベータトロンと呼ばれる荷電粒子加速器の原理についての問題である。電磁気の知識と運動方程式を用いて考える。 第4問を解く

化学

過去問の傾向

2科目で140分、2011年度より10分の短縮。字数制限あり・なし2種の論述問題が出題された。

過去問の対策

難易度は高くないが、記述、論述を求められるので確実な知識が必要。

酢酸の水溶液に関する問題である。基本的な知識問題の他にpHや濃度の計算問題もある。 第1問を解く

鉛蓄電池に関する問題。知識問題の他に、自分で考えて解く問題もある。難易度は高くない。 第2問を解く

元素分析によりある有機化合物の分子式などを決定する問題。知識を聞かれる問題もある。 第3問を解く

硫酸に関する問題。計算問題もあるが、知識問題が多めで、やや難なものもある。 第4問を解く

デンプンなどの糖類に関する問題。ほぼ知識問題だが、細かいところまで覚えていないと解けない、医学部らしい問題。 第5問を解く

ゴムに関する問題。計算問題は1題で、他は知識問題。覚えづらいところまで、整理して覚えられているかが重要である。 第6問を解く

生物

過去問の傾向

2科目で140分、2011年度より10分の短縮。珍しいものとしては、論述問題に地球物理学寄りの設問が見られた。

過去問の対策

例年通り計算、選択、記述、論述、描図と多様な出題だったのでバランスのよい強化が功を奏した。

DNAを構成する分子と末端構造に関する空欄補充問題。ポリメラーゼ連鎖反応についての知識が必要。難易度はやや高い。 第1問を解く

酵母菌と乳酸菌に関する細胞内の構造を問う空欄補充問題。ミトコンドリアの遺伝に関する知識が必要。難易度は低い。 第2問を解く

ヒトの神経繊維に関する空欄補充問題。ニューロンの膜内電位についての知識が必要だが、生体膜のイオンチャンネルの知識があれば解くことができる。難易度は低い。 第3問を解く

原始地球の環境と当時の有機物合成に関する知識を問う空欄補充問題。化学進化、マリグラヌールについての知識が必要。難易度は高い。 第4問を解く

2013年

英語

過去問の傾向

過去問の対策

典型的な空欄補充形式の文法問題。難しい問題と平易な問題がバランスよく出題されている。 第1問を解く

標準的な整序英作文。典型的な文法を問うものが殆どなので、ミスなく得点したい問題。 第2問を解く

文法の誤りを問う選択問題。難易度は普通。 第3問を解く

会話文の空欄補充問題。前後のつながりを意識すれば難易度は高くない。 第4問を解く

長文読解問題。語数が多く、記述式の設問もあるため難易度はやや高い。 第5問を解く

数学

過去問の傾向

過去問の対策

小問集合。ベクトルの直交条件・内積、加法定理、確率の期待値についての知識を用いる標準的な問題であるが、難易度はいずれも若干低めである。 第1問を解く

2つの放物曲線に関する問題。接線に関して様々な設問が行われており、接線についての知識が問われる。難易度はやや高めであるといえる。 第2問を解く

小問集合。双曲線の焦点・漸近線、対数不等式の解法、行列と一次変換・ケーリーハミルトンの定理などについての知識が問われる標準的な問題で、難易度はそれほど高くない。 第3問を解く

関数の積の微分、増減表の作成と極値の計算、積分による面積の計算などについての知識が問われる標準的な問題で、難易度はそれほど高くない。 第4問を解く

物理

過去問の傾向

過去問の対策

前半は床と衝突する反発係数を持つ物体の運動、後半は重心がずれた棒に関する問題。力学的エネルギー保存の法則、反発係数、力のモーメントのつり合いなどの応用知識を要し、難易度は高めといえる。 第1問を解く

ヤング率を求める実験に関する問題。縦波、気柱の振動などの波動についての知識を用いる標準的な問題で、難易度はそれほど高くはない。 第2問を解く

一様磁場中に置かれた導体レール・導体棒に関する問題。電磁気に関する知識を必要とする標準的な問題であり、難易度はさほど高くない。 第3問を解く

凸レンズに関する問題。レンズに関する基本知識があれば容易に解ける。最後の設問はレンズを2枚使用した応用問題だが難易度は高くない。 第4問を解く

化学

過去問の傾向

過去問の対策

熱化学と中和の問題です。教科書レベルの問題が多く出題されています。難易度は低いと思われる。 第1問を解く

芳香族化合物の反応の問題である。フェノール,アニリンの生成方法を覚えていれば解ける問題である。難易度は低いです。 第2問を解く

タンパク質と核酸の問題である。全体的に難易度は低いが,ヌクレオチドの水素結合の位置を聞く問題は珍しいので,解ける受験生は少ないと思われる。 第3問を解く

塩素の酸性酸化物についての問題である。教科書レベルの問題なので,難易度は低いと思われる。塩素酸カリウムから酸素得る反応式を書けるかがポイントとなる。 第4問を解く

水酸化ナトリウムの工業的製法の問題である。教科書レベルの知識で解ける問題なので,難易度は低いと思われる。 第5問を解く

脂肪酸と洗剤の特徴の問題である。界面活性作用,石鹸が硬水中で使用できない理由など教科書レベルの知識で解ける問題である。難易度は低いと思われる。 第6問を解く

生物

過去問の傾向

過去問の対策

DNAの構造と複製方法,それからPCR法についての問題です。PCR法についての知識(DNA増幅の原理,なぜ耐熱性ポリメラーゼを使うかなど)が必要です。大学レベルのものが含まれるので,難易度はやや高いと思われます。 第1問を解く

酵母菌と乳酸菌の問題です。主に,ミトコンドリア,解糖,発酵について問われています。特に(2)の問5と(3)の問7が難しいと思われます。それ以外の難易度はふつうだと思います。この問題を解くに必要な知識は,父系遺伝情報のたどり方とアルコール発酵はなぜ必要かということです。 第2問を解く

神経についての問題です。空欄補充と用語を答える問題です。運動神経,感覚神経,交感神経などの言葉,神経細胞の構造という知識が必要です。難易度は低いと思われます。 第3問を解く

生命の起源の問題です。ほぼ用語をこたえる問題です。RNAワールド,ミュラーの実験についての知識が必要です。生命がどのように誕生したのかよく理解しておくことが必要です。難易度は,やや高いと思われます。 第4問を解く