東海大学の過去問対策
全教科の過去問題一覧
2012年 2013年2012年
英語
過去問の傾向
読解問題は英文中の空所補充、会話文は内容説明のみの出題。
過去問の対策
問題・解答形式ともに例年通りのため、読解英文の内容との相性で得点が変わるというこれも例年通りの傾向があった。多様な英文を読み込んでおくことが対策となる。
人類の進化と脳に関する約550語の英文を読み、内容に関する13の小問に答える。問題の難易度は標準的だが、設問がすべて英語になっているので、注意を怠らずに読む必要がある。 第1問を解く
適語選択の文法問題。高校で学ぶ文法事項を十分理解していれば全問正解も可能。 第2問を解く
英語の短文を10読み、それぞれの文の下線部の語句の意味を英語で言い換える四択問題。英文全体から意味を推測して解釈を決定していく必要がある。難易度は標準。 第3問を解く
短い会話文を2つ読み、それぞれの内容についての英語での設問に答える四択問題6題からなる。総じて会話の部分は読みやすいが、設問の意図を正確に読み取るよう留意すること。難易度としては標準レベル。 第4問を解く
4つの英文が与えられ、それを正しい順序に並べた選択肢を選ぶ四択問題の小問が4つ。文の長さは小問ごとに差があるが、選択肢そのものがヒントとなるので選びやすい。やや易レベルの問題。 第5問を解く
研究開発に関するグラフを見て、約100語の英文中にある4箇所の空所を補充する四択問題。円グラフと棒グラフを正確に読み取れれば自然と答えは導ける。難易度はやや易。 第6問を解く
短い英文中に含まれる20語前後の2つの箇所の英文和訳の問題。きちんと意味の通る日本語になるよう、細かい表現にも注意して答案作成したい。難易度は標準。 第7問を解く
日本語の短い文章中に含まれる2箇所を英訳する英作文の問題。ひとりよがりな表現にならないよう、英語らしい言い方を探し出すことが必要となる。難易度は標準。 第8問を解く
数学
過去問の傾向
例年通り、すべて空所補充形式の大問3題。大問[1]内の小問数は6であった。5年ぶりに三角関数が出題。
過去問の対策
丁寧な誘導がついた基本問題が主のため、ちょっとしたミスも許されない高得点勝負となった。2010年以降、その傾向が強い。
物理
過去問の傾向
例年通り、マークシード2題と答えのみを記述する問題2題の構成。珍しいところでは波の性質から出題。
過去問の対策
平易な問題と時間のかかる問題が混在しているため、試験開始時に問題文を見渡して解く順番や時間配分の目処をたてておく必要がある。
化学
過去問の傾向
例年より1題多い大問7題の出題。そのうち4題が純粋な理論問題。
過去問の対策
7題中6題が計算問題でかつ記述式だったため、細かく得点を重ねていく作業が重要であった。
無機物の金属イオンに関する空欄補充問題。沈殿物の組み合わせに関する知識が要求される。錯イオンの呈色も問われているのでそれらの知識も必要。難易度は低い。 第1問を解く
電離平衡に関する空欄補充問題。pHの計算もあるため水素イオン濃度に関する知識も要求される。二段階平衡なのでやや難しい印象があるが計算式自体を知っていればそれほど難しくはない。難易度はやや高い。 第2問を解く
硝酸銀水溶液の電気分解に関する問題。析出する銅の量を計算するために電気分解に関する知識が要求されるが公式どおりなので難易度は低い。 第3問を解く
燃焼サイクルと結合エネルギーに関する問題。燃焼エネルギーの公式を知っていれば数字を当てはめるだけなので難易度は低い。 第4問を解く
脂肪酸に関する設問。けん化に関する知識を問われており、酸化による二重結合の扱いにも触れられている。難易度は低い。 第5問を解く
脂肪酸(ミスチリン酸)に関する知識が問われている。分子数を計算する設問もあるがアボガドロ定数から逆算すればよい。計算式を立てることが題意である。難易度は低い。 第6問を解く
炭化水素の燃焼に関する問題。酸化による二重結合の有無を問われているので有機物の酸化に関する知識も要求される。難易度は普通。 第7問を解く
生物
過去問の傾向
例年通り、論述、描図、計算と様々な解答形式が並んだ。
過去問の対策
[3]は医学的な予備知識があるかどうかで時やすさに大きな差がでた。日頃から幅広い知識を貪欲に吸収しようという意識が大切。
細胞の大きさと役割についての問い。細胞の構造についての知識が必要。また、細胞の構造について科学史も問われている。難易度は低い。 第1問を解く
生物群の生存曲線についての設問。ハーディー・ワインベルク平衡、遺伝子の構造、発現についての知識が必要。難易度は高い。 第2問を解く
メダカの色素細胞のがんに関して、遺伝子の構造と発現を問われている。マクロメラノフォアに関する知識が必要。難易度はやや難しい。 第3問を解く
ヒト体細胞の細胞周期を図から読み解く問題。娘細胞、細胞周期に関する実験の知識と図表を読み解く技術が必要になる。難易度は難しい。 第4問を解く
ミツバチの本能行動に関する筆記問題。八の字ダンスが成功するか、あるいは失敗する理由を文章で説明する。八の字ダンスの知識が必要。難易度は普通。 第5問を解く
2013年
英語
過去問の傾向
過去問の対策
問も全て英文の長文読解問題。語句は難しいものもあり、読解力が求められる。設問の難易度はそれほど高くはないので、整理しながら読み解いていこう。 第1問を解く
全10問から成る択一式の短文空欄補充問題。文法に関する比重がとても大きいので、ミスがないようにしたい。やや易。 第2問を解く
10問から成る短文択一式問題。下線部の意味と近いものを問われる。簡単なものが多いので、ミスのないように解いていこう。 第3問を解く
2つの対話文を読み、それぞれ4問の問に答える問題。話題がとてもわかりやすいので、簡単な部類であると言える。 第4問を解く
短文を意味が通るように並び替える整序問題。文頭の語や代名詞に着目して解けばそれほど難しくはない。ていねいに解こう。 第5問を解く
グラフを見て、それを解説する文に正しい単語を補充する問題。テーマを意識できれば、それほど難易度は高くないだろう。 第6問を解く
100語程度の長文の中の、下線2文を和訳する問題。文法も複雑なものではないので、単語さえ理解できれば簡単に解けるだろう。 第7問を解く
第7問とは逆の、長文の中にある日本語2文を英訳していく問題。難しい語彙は必要とせず、文法も単純なので、焦らずに解いていこう。 第8問を解く
数学
過去問の傾向
過去問の対策
物理
過去問の傾向
過去問の対策
化学
過去問の傾向
過去問の対策
無機物のイオンに関する特徴の問題。各イオンに関する基礎知識が要求される。化学反応による組成式・イオン式も問われているので、各イオンの反応に関する知識も必要。難易度は低い。 第1問を解く
化合物(気体)の基本的特徴に関する問題。化合物同士の相対的性を問われているため、各化合物の基礎知識が要求される。化合物の構造異性体も問われているのでそれらの知識も必要。難易度は低い。 第2問を解く
無機化合物の反応実験に関する問題。実験の最終目的と、各過程の持つ意味および反応結果についての理解が必要。過程の一部について実験方法の名前を問われているので、その知識も要する。難易度は中。 第3問を解く
有機化合物に関する5択問題。各有機物の構造および有機化合物の構造を理解することが必要。難易度は低い。 第4問を解く
食品成分表を利用した有機化合物に関する6択問題。問題全体から各化合物を特定する知識が必要。各化合物を使用した反応実験結果に関する問もあるため、それらの知識も必要。難易度は高い。 第5問を解く
有機化合物の合成実験に関する穴埋選択問題、筆記問題および選択問題。最終的に合成された化合物を生成するための方法に関する知識が必要。有機物の特徴を問う問題もあるため、それらの知識も必要。難易度は中。 第6問を解く
生物
過去問の傾向
過去問の対策
筋肉,遺伝など小問集合である。教科書レベルの問題であるが,実験に使った生物種を選ぶのはやや難しいので,難易度はやや高めと思われる。 第1問を解く
遺伝学の問題です。2遺伝子の遺伝と組み換え価が出題されました。教科書レベルの問題なので,難易度は低いと思われる。 第2問を解く
ホルモンについての問題である。インスリンやチロキシンの作用機序が聞かれている。ホルモンの名前を覚えるだけでは対応できない。教科書レベルの問題なので,難易度は低いと思われる。 第3問を解く
グルコースの酸化を題材にした二酸化炭素の量測定についての問題です。あまり見慣れない問題なので,難易度は高めかと思われる。 第4問を解く
酵素反応,DNA修復についての問題です。実験の問題なので,短い時間で長い問題文を読むのが大変かもしれません。教科書レベルの問題なので,難易度は低めです。 第5問を解く