自治医科大学の過去問対策
全教科の過去問題一覧
2012年 2013年2012年
英語
過去問の傾向
近年の傾向に従い、3題の読解問題のうち2題が人文系、1題が医療系。問題の難易度は標準的。
過去問の対策
比較的とっつきやすい長文が使われていたため高得点勝負となった。
数学
過去問の傾向
過去問の対策
例年通り、基本的な問題をいかにミスなく大量に正解できるかが問われている。
数と式、指数・対数関数の小問集合。どの問題も基礎的な問題で特に難しくない。できるだけ時間をかけないようにしたい。 第1セットを解く
三角関数に関する小問集合。三角関数についての定義や相互の関係、定理などの基本事項を理解していれば簡単な問題。 第2セットを解く
図形と方程式についての小問集合。どの問題も直線の方程式や円の方程式の基礎知識があれば解ける問題。計算量が多いので計算ミスをしないようにしたい。 第3セットを解く
確率の小問集合。問題文から求める場合を確実に読み取っていけばさほど難しくない。 第4セットを解く
微分・積分に関する小問集合。複雑な問題では無いが、計算量が多いため計算ミスをしないように気をつけたい。 第5セットを解く
物理
過去問の傾向
比較的珍しかったのが、気体の状態変化と2010年に初めて出題された電場と電位。
過去問の対策
身近な現象を物理的観点から考えるクセをつけておくと、問題をとらえやすくなる。
電磁気についての小問集合。電磁気の基本事項を理解していれば難しくはない。 第1セットを解く
波動に関する小問集合。音波や光波の性質に関する知識を問う問題。複雑な計算がない分波動の性質を理解していなければならない。 第2セットを解く
波動に関する小問集合。こちらはレンズ、うなり、ドップラー効果、定常波についての問題。これらの基本事項は抑えておきたい。 第3セットを解く
力学の小問集合。力や熱に関する基本的な性質を問う問題が多く、計算問題もさほど複雑な計算は問われていない。 第4セットを解く
力学の小問集合。エネルギー、ばね、慣性力、摩擦力などの基本的な性質を問う問題。それぞれについてきちんと理解することが重要。 第5セットを解く
化学
過去問の傾向
例年の範囲にならい、原子の構造・化学結合、化学量と化学式、物質の三態・気体の法則、化学反応と反応熱、酸と延期の反応、酸化・還元、電池・電気分解、周期表と非金属元素、金属元素、脂肪族、芳香族、合成分子からの出題。
過去問の対策
標準的な問題をいかにスピーディーに解き正解数を増やすかが重要。出題ジャンルは例年通りとはいえ範囲が広いので地道にマスターしていこう。
生物
過去問の傾向
2年ぶりに代謝から酸素とATPに関する問題が出題されたほかは例年通り。
過去問の対策
時間に余裕があり、基本的な問題が多いので計算間違えに注意。
細胞と酵素の働きを問う総合問題。生物の細胞と酵素の最適pHに関する知識が必要。基礎的な問題なので難易度は低い。 第1セットを解く
DNAに関する総合的な選択問題。基本的なDNAに関する知識優性遺伝と染色体地図の知識があれば対応可能。難易度は低い。 第2セットを解く
カエルやウニ、ソテツの減数分裂や発生過程など具体的な生物の発生についての設問。幅広い設問であるがそれぞれの問題は決まりきっているので、難易度は低い。 第3セットを解く
交感神経、生物の習得的行動、血液中の酸素分圧を問う問題。幅広いジャンルではあるが暗記問題。難易度は低い。 第4セットを解く
植物に関する知識を問う問題。植物ホルモン、光合成、長日条件などのジャンルの知識が必要。知識を問う問題なので暗記していれば難易度は低い。 第5セットを解く
2013年
英語
過去問の傾向
過去問の対策
数学
過去問の傾向
過去問の対策
剰余の定理、対数の性質、1の三乗根の性質を抑えることで解ける問題だが計算量がネックとなりそう。同様の問題に慣れることが必要。 第1セットを解く
余弦定理、二倍角の公式で計算が楽になる。三角関数を含む方程式を変形し簡略化できるかがカギになってくる。 第2セットを解く
図形と方程式に関する小問集合。交点を持つ、虚数解を持つことが式とどう対応しているかなど基本的な知識があれば問題ない。問題自体の難易度は高くないが、計算量は多く時間がかかる。 第3セットを解く
円と直線の関係についての知識を用いる問題。どれも標準的な問題で難易度はそれほど高くない。 第4セットを解く
確率に関する小問集合。基本さえ押さえていれば問題なく解ける難易度。問題文で与えられる式からある程度答えの確認も可能。 第5セットを解く
小問集合。面積の最大値、接線、増減表の作成、体積の最大値、積分による面積の計算などの知識を用いる標準的な問題で、難易度はそれほど高くない。 第6セットを解く
物理
過去問の傾向
過去問の対策
小問集合。ボイル・シャルルの法則、エネルギー保存の法則、摩擦力、等加速度直線運動についての基本知識を問うものであり、難易度はかなり低いといえる。 第1セットを解く
小問集合。ばね定数、四角柱が倒れない限界の傾き、落下中の物体が受ける抵抗力、力学的エネルギー保存の法則、半球から物体が滑り落ちる限界の傾きについての基本知識を問うものであり、難易度は低いといえる。 第2セットを解く
全て電磁気学の基本的な問題。オームの法則やフレミング左手の法則といった基本法則や、電子の性質を理解していれば、選択式問題でもあるため簡単に解答できる。 第3セットを解く
問6は電磁気に関するSI単位系の基本小問題、問7から10は、波動や光波に関する小問集合。いずれも基本的な性質を理解していれば安易に解ける問題ばかり。 第4セットを解く
波形や熱に関する小問集合。光の屈折、ドップラー効果、定在波、熱エネルギーなどの基本を理解していれば難しくはない。 第5セットを解く
化学
過去問の傾向
過去問の対策
理論分野に関する選択問題。原子の構造や周期表についてなど、教科書レベルの基礎知識があれば回答できる。ただし、回答するのに計算が必要な問題もあるため計算問題もしっかりマスターしたい。難易度は易。 第1セットを解く
引き続き理論分野の選択問題。計算問題もあるが、答えは選択方式なので間違えていればわかるかも。同位体、酸化還元、ダニエル電池などの知識が必要。難易度は普通。 第2セットを解く
基礎的な選択問題。酸・塩基やオストワルド法など教科書レベルをきちんとマスターしていれば解答できる問題。難易度は普通。 第3セットを解く
標準的な選択問題。無機の沈殿や有機の元素分析に関する問題が出題されているが、基礎的な知識があれば解答できる。難易度は普通。 第4セットを解く
有機分野の選択問題。計算問題もあるが、教科書レベルの基礎知識で解答可能。金属のイオン化傾向についても把握しておきたい。難易度は普通。 第5セットを解く
生物
過去問の傾向
過去問の対策
原核生物と真核生物の違い、細胞小器官の機能、動植物の組織の分類など、動植物の細胞に関する基礎知識を問う選択問題。基本的な内容であり、難易度は低め。 第1セットを解く
動植物の発生に関する知識を問う問題。発生の過程に関する知識を一通り押さえておく必要がある。難易度は普通 第2セットを解く
遺伝に関する知識を問う選択問題。伴性遺伝、組み換え、水平伝播に関する基本的知識が問われる。最終問題だけはDNA抽出の手順を知っている必要がある。難易度は低め。 第3セットを解く
生物の恒常性維持に関する基礎的な知識を問う選択問題。ホルモンの分泌場所、腎臓での再吸収は比較的間違えやすい問題かと思われるが、教科書レベルの問題。難易度はやや易。 第4セットを解く
植物の生態に関する知識を問う選択問題。植物ホルモンに関する知識は必須である。また、光中断や屈性と傾性の違いも理解しておくこと。難易度はやや易。 第5セットを解く