藤田保健衛生大学の過去問対策
全教科の過去問題一覧
2012年 2013年2012年
英語
過去問の傾向
例年通りの大問3題。すべてが読解問題だが、そのなかで語形変化や語句整序といった文法や会話文の知識が問われた。
過去問の対策
英文量が多いので、長文を読み慣れていないと時間内に満足に解答するのは難しい。長文を読みこなしたうえで多彩な設問に対応しなければならないので、難易度は高めといえる。
数学
過去問の傾向
大問4題の構成。二次関数と指数・対数からの出題がやや珍しかった。
過去問の対策
難易度は決して高くないが、全問解答式のため途中の計算で誤らないように注意。[2]には物理学的な内容が含まれ、物理に苦手意識のある学生には辛かったかもしれない。
物理
過去問の傾向
例年より1題少ない大問4題で、波動からの出題がなかった。描図問題は1題。
過去問の対策
問題数が少なく、難易度も高くなかったため高得点勝負となった。
化学
過去問の傾向
大問5題で、理論2、有機2、無機1の構成。論述・描図問題はなかった。
過去問の対策
例年、バランスよく多分野から出題され対策範囲を狭められないため、日々怠けず全ジャンルで基礎固めをすることで他と差をつけられる。
溶液のモル濃度とpHの計算に関する設問。酸と塩基の中和反応に関する知識が問われており水素イオン濃度についての知識が求められている。難易度は低い。 第1問を解く
無機物に関する物性を問われている問題。無機化合物の物性を知っていればすぐに解けるので基礎知識さえあればよい。難易度は低い。 第2問を解く
次亜塩素酸ナトリウムの中和反応に関する設問。水素イオン濃度に関しての知識と中和反応の実験操作に関する知識が求められている。沈殿物に関する問題もでており同じく無機物の知識が問われている。難易度は普通。 第3問を解く
たんぱく質のアミノ酸に関する知識を問われている問題。光学異性体の問題も問われておりやや幅広いアミノ酸の知識が必要。難易度は普通。 第4問を解く
触媒下でのアセチレンの重合反応に関する設問。異性体に関する知識も問われており有機化合物の知識が問われている。難易度は高い。 第5問を解く
生物
過去問の傾向
例年通りの大問4題。4年ぶりに恒常性の維持と腎臓・肝臓からの出題があった。
過去問の対策
例年の頻出分野にそった出題であったため、対策をしているかどうかで出来・不出来が分かれた。描図、論述、計算と、様々な解答を要求されるのも例年通り。
タンパク質の物性とアミノ酸配列に関する設問。タンパク質の変性、RNAの分解に伴う酵素の役割についての知識が必要。難易度は高い。 第1問を解く
DNAが分裂する際の染色体と細胞周期に関する問題。DNA、染色体、細胞周期の知識が必要。標識された分裂期の染色体に関する問いもあり難易度は高い。 第2問を解く
カエルの上皮組織について問われている。カエルの電解質輸送を阻害するカエルツボカビ症についての設問で、細胞膜の働き、浸透圧調節、心臓の活動電位の知識が必要。難易度は普通。 第3問を解く
ヒトの腎臓の浸透圧の働きを問う設問。尿の生成機構、ATPを使った細胞膜の代謝についての知識が必要。難易度は普通。 第4問を解く
2013年
英語
過去問の傾向
過去問の対策
数学
過去問の傾向
過去問の対策
物理
過去問の傾向
過去問の対策
天井から糸で吊るし水平に円運動するおもりに関する問題。円運動時の力学的エネルギーについての知識を用いる標準的な問題で、難易度はそれほど高くない。 第1問を解く
ヤングの干渉実験に関する問題。光の干渉・回折、干渉縞や光路差についての知識を用いる標準的な問題であるが、難易度はやや高めであるといえる。 第2問を解く
内部抵抗を持つ直流電源に、非線形抵抗を接続した直流回路に関する問題。回路方程式を適切に立てられるかの知識を問う標準的な問題であるが、難易度はそれほど高くはない。 第3問を解く
剛体の釣り合いに関する問題。力のモーメントなどの力学についての知識を用いる標準的な問題であるが、難易度はやや高めであるといえる。 第4問を解く
化学
過去問の傾向
過去問の対策
イオン結合による化合物の属性に関する問題。イオン結合の反応式、イオン化合物の属性およびイオン濃度の知識が必要。難易度は低い。 第1問を解く
イオン結合および電気分解による生成物の特定とそれに関する問題。イオン結合の基本知識と、電解生成物の質量を求める知識が必要。浸透圧やPhを求める問もあるため、それらの知識も必要。難易度は低い。 第2問を解く
複数の化合物について、それが含まれる物質と特徴を示す文章を選択する問題。物質と特徴、それに含まれる化合物を一致させる必要がある。難易度は低い。 第3問を解く
複数の化合物それぞれについて化学反応を行い、生成物と変化を示した文章を選択する問題。各化合物がどのように変化して生成物ができたかを理解することが必要。難易度は低い。 第4問を解く
有機化合物を用いた反応実験により発生する生成物および実験過程での生成物を求める問題。実験の各反応を化学反応式で表す知識が必要。また、構造式での解答を求めているため、有機化合物を構造式で表す知識も要する。難易度は低い。 第5問を解く